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公開日:2019年07月24日 / 最終更新日:2020年09月17日
著者:根津大介(税理士)
企業理念はありますか?もしくは考えたことはありますか?
先日、眼光鋭い私のマーケティングの先生に言われるがままに参加した経営者の集まりで、未来を切り開く企業理念という題材で『企業理念』についての講演及び討論会がありました。
そこに登壇された経営者の方は過去に人で苦労されたが、企業理念を確立することで良い人材に恵まれ、会社も成長することができたと仰っておりました。
今回の方のように企業理念で救われたと言われる方もいらっしゃいますし、理念では飯は食えないと言われる方もおります。賛否両論色々な意見があります。
私は企業理念は企業の継続的成長には欠かせないものだと思っております。
ある方が「経営者は決断することの繰り返し」と仰っておりましたが、まさにその通りだと思います。実際の業務をこなすのは社員かもしれませんが、会社の方向性を決めることは全て社長が行っていると思います。その決断によって会社が良くなったり悪くなったりします。
その決断の基準はなんでしょう?会社は右肩上がりで継続的に成長するものではありません。浮き沈みがあります。その苦境の時に決断する判断基準は?
苦境に立たされ、肉体的にも、精神的にも追い込まれたときに這い上がれる原動力となるものは?また、そんな時に社員が社長と共に頑張ってくれる原動力は?
人は時として、自分は何のために生きるのか?存在意義を探求したりしますが、会社における存在意義が企業理念なのかもしれません。
私も起業当初から企業理念を作るために、何のためにこの職業を選んだのか?どんな価値を提供したいのかなど自分に問い続けてきました。
『幸せな生活の探求』
私の理念です。
どんなに不眠不休が続こうが、資金が枯渇しそうになって精神的に追い込まれたとしてもこの思いが叶う喜びが少しでも感じられれば乗り越えられる強さになると思います。
それが一番の幸せだと思います。
ここまで企業理念について話をしておきながら、言うのもなんですが、企業理念は絶対必要だという考えを持っているわけではありません。実際に企業理念なんか考えたこともないという経営者は多くいらっしゃいます。
稼げればいい、家族を養うためなど様々な理由で起業されております。起業された方全員に企業理念を考え、作らなければならないというのは身勝手な押し付けのような気がします。必要な時がきたら考え、悩めばよいと思います。形だけ整えたところで想いが込められた言葉でない限り意味がありませんから。
企業理念など面倒なことを考えずに継続的に稼げて、倒産リスクを軽減できる起業をお探しの方にはFC契約をお勧めします。
FC契約者のほとんどの方が企業理念なんか考えたことがなく、10年以上事業を続けられております。日々考えるのは家族の事、趣味・将来の事ぐらいです。
企業理念、ビジョン、ミッションなど難しい事は全て本部が考えてくれます。FC契約をする側はその理念に賛同したり、時代に乗っている、稼げそうなど自分に合っていると思われるFC本部と契約をすればよいと思います。
本部はその理念やビジョンに合致した経営や運営指針を示してくれます。素晴らしい企業理念のもとFC契約が運営されれば継続的な事業経営は可能となります。
FC本部を選択する上での一つの判断材料となるかもしれませんね。
あなたは自分と向き合い苦悩しながら企業理念を考え経営していくことを望まれますか?
面倒なことはせずにリスクを抑えて起業し、永続的な事業経営を望まれますか?
最後までお読みいただきありがとうございました。